DetectiveBar L'uce

こんにちは、Bar L'uceの市村です。
以前、お客様との会話で、映画に出てくるウイスキーの話で盛り上がりましたので、今回は映画に登場するウイスキーをご紹介したいと思います。

「007 スカイフォール」
ヴェスパーマティーニで有名な007ですが、この映画にもウイスキーが登場します。
“007”シリーズ第23作目で、『007 カジノ・ロワイヤル』『007 慰めの報酬』に引き続きダニエル・クレイグが主人公のジェームズ・ボンドを演じた作品です。
ダニエル・クレイグ版の前2作品とは直接関係していないストーリーで、『007』ファンのみならず各方面から絶賛されました。
そんな『007 スカイフォール』でもマッカランが登場。ダニエル・クレイグが飲んでいるシーンがあります。
今年の10月に続編の「ノー・タイム・トゥー・ダイ」が放映されるので楽しみです。

「ブレードランナー」
人造人間・“レプリカント”が自分の意思で脱走し、レプリカント専任の捜査官“ブレードランナー”であるデッカード(ハリソン・フォード)が彼らの捕獲へ向かう近未来SF作品です。
カルト的な人気を誇り、今なお幅広い世代に愛される不朽の名作となっています。
そんな『ブレードランナー』で登場するのは、ジョニー・ウォーカーというウイスキー。四角くて大ぶりのロックグラスでジョニー・ウォーカーのブラックラベルを嗜むデッカードの姿に憧れた人も多いようです。
2017年に、続編の「ブレードランナー2049」公開された際には、劇中に登場する近未来的なボトルを模した「ブラックラベル ディレクターズカット」が数量限定で発売されました。

「キングスマン」
どの国にも属さない世界最強のスパイ機関・“キングスマン”の活躍と、亡き父の後を継いでキングスマンのスパイとなる道を選んだ青年・エグジー(タロン・エジャトン)の成長を描いたアクション映画です。
過激なシーンがユーモアたっぷりな描写で思わず笑ってしまうようなシーンや、紳士でスマートなスパイであるハリー(コリン・ファース)も凄すぎて思わず笑ってしまうようなシーン等、かっこよさと笑いに打ちのめされる作品です。
そんな映画に出てくるウイスキーが「ダルモア62」
「Manner makes Man(マナーが人を作る)」というセリフが有名で、私もこのセリフのカッコよさに痺れました笑

「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」
孤独な盲目の退役軍人・フランク(アル・パチーノ)と、トラブルを抱えながらも優しい心を忘れない青年・チャーリー(クリス・オドネル)の数日間の交流を描いたヒューマンドラマです。
人生を悲観していたフランクと人生の選択に迫られていたチャーリーが、お互いの心に触れて人生を見つめ直し、新たな希望を見出していく姿に胸がキュッと締めつけられる物語になっています。
そんな『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の印象的なシーンの一つに、ジャック・ダニエルというウイスキーが登場するのです。
超一流ホテルのスイートルームのミニバーにて、盲目のフランクのためにチャーリーがウイスキーの銘柄を一つ一つ伝えます。
すると、フランクは「ジョン・ダニエルを並べさせろ」といいました。
「ジャック・ダニエルでは?」と聞き返すチャーリーに、「俺はジャック・ダニエルと付き合いが長いから、ジョンでいいんだ」とフランクは答えます。
ジャック・ダニエルは私も大好きなお酒です笑


最後に、映画ではありませんが、日本のコメディドラマからのご紹介で。

「結婚できない男」
2006年にテレビ放送されたコメディドラマで、阿部寛が演じる「桑野 信介」が、行きつけのバーで注文するウイスキー「マッカラン」
思わずクスリと笑ってしまう物語で、私はこのドラマは何度も見返す程好きです。
ちなみにヒロイン「早坂 夏美」を演じる夏川結衣さんは、私の地元の熊本県八代市出身です。


いかがでしたか?
簡単に4作品をご紹介致しましたが、どれもオススメの映画です。
皆様も是非ご覧になって、映画のシーンを思い浮かべながら、ウイスキーを嗜むのも面白いかと思います。

2021/09/11